フィラリア予防について

フィラリア症は線虫類に属する犬糸状虫(フィラリア)が心臓と肺動脈に寄生することによって起こる病気です。親虫は体長約15cm~30cmもあり、心臓に寄生すると血液循環が悪くなって、様々な循環器障害を引き起こし、死に至ることもある恐ろしい病気です。フィラリアは蚊の媒介によって感染するため、蚊が飛んでいる期間(気温15℃以上)に予防をせずに過ごす機会が多くなれば、それだけ感染の確率は高くなります。

 

初期症状(軽度)

・咳をする  ・食欲がなくなる  ・運動や散歩を嫌う

・痩せてくる ・毛艶が悪くなる  ・呼吸が浅く早くなる など

症状が進むと(重度)

・貧血(口や目の粘膜が白い)

・腹水(お腹が出てくる)

・血尿(赤みを帯びた尿をする) など

 

検査について

フィラリア感染の有無を知る検査には、血液検査が一般的です。

 

免疫学的検査またはミクロフィラリア(子虫)検査があります。

 

予防の方法について

現在は予防法が確立され、広く行われています。まずはフィラリア症に感染しているかどうかを検査し、感染していないことが判ったら予防薬を飲ませてあげます。この薬は蚊から感染したフィラリアの幼虫が心臓にたどり着くまで(約4ヶ月)に殺滅するもので、月1回飲ませてあげるだけで確実に予防できます。

予防薬の投与は、蚊が出る季節に始め、蚊がいなくなっても1ヶ月後まで行います。